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京成押上線 下り線も高架に

京成押上線 下り線も高架に

 明治通りの曳舟駅前踏切も解消

 

都と京成電鉄、墨田区が京成曳舟駅周辺で進めている京成電鉄押上線連続立体交差事業で、8月22日から京成押上線の押上駅、八広駅間の下り線が高架化された。上り線の線路は2013年8月に先立って高架に切り替えられているため上下線ともに高架化が実現し、事業区間1・5㌔㍍の踏切6か所が不要になった。

下り線の高架化により、快適になったのは明治通りの車の往来だ。朝のラッシュ時間帯は“開かずの踏切”として長年不便を感じてきた人は多く、現在は踏切前の一時停止も不要になったことで車の流れが一段とスムーズになった。

一方で、京成曳舟駅を明治通り側の入り口から利用している人にとっては、改札口のある2階までの階段の利用や駅舎の位置が以前より押上方面寄りになったことで歩く距離が延びて不便を感じている人がいるかもしれない。今後の工事計画では、旧下り線や駅舎のあった部分を側道にし、そこに階段、エスカレーター、エレベーターを設置する。現在は明治通りから駅入り口の階段までは仮通路を歩かなくてはならないが、将来的には明治通り沿いからすぐに改札階への昇降が可能になる。

設備がいつから使えるかは、完了時期が16年度末ということで、あと1年

上下線の高架化で踏切が解消された明治通り

上下線の高架化で踏切が解消された明治通り

半の期間を見込んでいるが、実際にはもう少し早くなりそうだ。墨田区立体化推進担当によると、線路撤去、表装整備など残りの工事の進捗(しんちょく)状況から工期短縮に取り組み、八広方面出入り口の昇降施設設置について今年度の着手が可能と見ている。今月8日から始まった墨田区議会の第三回定例会では、これに関連して3400万円の補正予算案が提出された。