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亀戸を舞台に短編映画5作品を制作

短編映画「おそろい」 のワンシーン ©MEATUS Inc./filmsitc

短編映画「おそろい」
のワンシーン
©MEATUS Inc./filmsitc

亀戸を舞台に短編映画5作品を制作

第1弾「おそろい」が完成

短編映画「おそろい」の試写会で5つの商店街を代表してあいさつする豊永会長(手前)

短編映画「おそろい」の試写会で5つの商店街を代表してあいさつする豊永会長(手前)

 

 亀戸の5商店街が連携して5つの短編映画を制作する企画の第1弾となる作品がこのほど完成し、12月5日、楽天地シネマズ錦糸町(墨田区江東橋)で試写会が開かれた。

 この「江東区亀戸地域活性化DIプロジェクト」は、江東区内で多くの競技が行われる2020年の東京五輪を見据え、江東区亀戸の存在を広くアピールしながら地域活性化を図るべく、5商店街と亀戸の有志らで立ち上げた。1つの商店街(通り)が舞台の短編を年に1本(計5本)完成させ、5つの物語を連動させることで最終的に長編映画「5通り物語」として結実させる構想だ。

 その第1弾は、亀戸香取神社門前の亀戸香取大門通り会が舞台の映画「おそろい」。スポーツにご利益があるとされる香取神社の「白石伝説」をモチーフに、病床につく元陸上選手の母(梅宮万紗子)と娘(石井るり=新人子役)の絆を、商店街の人々とのふれあいを織り交ぜながら描いたストーリー。渡辺哲、大森博史、真那胡敬二らも出演している。

 試写会では、亀戸に住んでいたこともある田中宣成プロヂューサーや、撮影現場を見学したという山崎孝明江東区長らが上映に先立ってあいさつ。また、主催の「東京都江東区亀戸5商店街連名」を代表して5商店街の理事長ら5人がそろって登壇し、映画制作への思いを述べた。28分の映画上映終了時には、観客たちは拍手でその気持ちを表現し、さらに出演者の石井さん、梅宮さん、大森さんらが舞台に上がるとひときわ大きな拍手で迎えた。

 今後の4作品も手がける予定の一ノ瀬晶監督によると、今回完成した「おそろい」は、映画館「アップリンク」(渋谷区宇田川町)で来年2月に上映する予定もある。この映画を見た同連名代表幹事の豊永勝稔さん(亀戸大門通り会会長)は、映画のストーリー同様「お祭りなど何かあったら集まるところは、商店街に今も残っています」と笑顔。「映画が商店街活性化の起爆剤となり、オリンピックに弾みがつけば」と、今後の展開への期待を語っていた。