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亀戸に防犯カメラ

 江東区の亀戸1丁目町会(二見好一町会長)と「五ノ橋豊国通り商店会」(佐野正明会長、亀戸1・6丁目)がこのほど連携し、最新鋭の防犯カメラを18か所に設置。1月27日には同町内の公園で完成披露式を開くとともに、前日から稼働を開始した防犯カメラを見学したり、業者の説明に耳を傾けながら映像を確かめたりした。
 披露式には地元関係者や警察、区職員ら約20人が出席。JR亀戸駅の南側、明治通り沿いの54店舗で構成する同商店会では、これまでに留守中の店舗に押し入る店舗荒らしの被害が何度もあったので、佐野会長は同商店会として「安全安心の環境整備に参画できて本当に良かった」。今回、この商店会には計6か所に防犯カメラが設置された。
 また、二見町会長は「長年の懸案でありましたカメラ設置がかない、晴れ晴れとした気持ちです」と笑顔であいさつ。南北に走る明治通りに加え、亀戸1丁目には国道14号(京葉道路)も東西に走るため、二見さんは町内の犯罪のみならず近くで事件を起こして逃げる犯人もここのカメラが捉える可能性があると指摘。さらに防犯カメラの設置自体が犯罪抑止力になると期待を込めた。
 今回設置された防犯カメラは「無線LAN」を利用したプロテック社(広島県)独自の録画一体型防犯カメラで、その名も「安視ん君」。カメラと一体的に収納された記録媒体に、動画データが自動的に常時保存され、2週間を過ぎると古いデータを上書きするしくみ。動画は指定のソフトやパスワードを備えたパソコンのみ無線でつながって閲覧でき、必要な時間帯の動画をすぐに呼び出すことができる。無線を使うため、集中管理室までケーブルを引き回す手間がなく低コストで、プライバシーも守られる。こうした機種を持つのは国内では同社のみで、他にも葛飾区亀有(亀有上宿町会・上宿商店会)など23区内で20例以上設置されている。
 江東区は2014年度から「防犯カメラ整備事業」を拡充。補助金の対象団体を商店街限定から、防犯活動を行う町会やPTAなど地域団体にも広げた。さらに、複数の地域団体が連携した場合は、補助率と限度額の双方が高くなる設定が新たに加わり、900万円以下の経費であればその6分の5を区と都が補助することとなった。今回のカメラ設置は複数団体による補助金制度を活用した同区内初のケース。この2月中にはさらに豊洲地区(豊洲商友会と豊洲町会)、深川地区(富岡1丁目・仲町1丁目・仲町2丁目の各町会と深川仲町通り商店街)の2組が同様の補助金制度を活用して防犯カメラを設置する予定という。