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主演俳優、監督らが思いを語る 船堀シネパル

 島崎藤村原作の新作映画「家」の公開初日舞台あいさつが5月11日、タワーホール船堀地下1階の映画館「船堀シネパル」(江戸川区船堀)で行われ、キャストや監督らがこの文学映画への思いや魅力を語った。
 舞台あいさつに立ったのは、同映画を監督した秋原北胤さん、映画主演が20年ぶりとなる西村知美さん、俳優の小倉一郎さん、メーンロケ地である青森県三沢市の種市一正市長の4人。ロケは昨年、江戸川区東小松川の「ボートレース江戸川」でも地元エキストラを集めて行われた。
 秋原監督は、旧家が壊れていく過程を表現した原作小説に対し、映画では旧家崩壊のなかで浮かび上がる「家族」に光を当てた、と説明。芯の強い母親役を演じ、着物姿で登場した西村さんは、タレントとしても人気だが、難しい役どころを演じる女優として「普段とは違った面を見てもらえるかな、と思ってます」と笑顔。小倉さんが撮影現場で発しただじゃれも交えながらロケ現場の楽しさを伝え、「映画について話したいことは山のようにあります。ホームページを見てください」と熱心にPRした。
 小倉さんは、自然の美しさも描いているこの映画を「ブラウン管でなくスクリーンで見ていただきたい」と呼びかけ、種市市長は生産量が日本一のゴボウなど三沢市特産品の数々を紹介。この日、映画館入り口近くでは青森県の物産販売も行われ、多くの人々が特設ブースの前で足を止めていた。
「家」は上映時間1時間20分。シネパルでは5月31日まで上映予定。