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中学生が墨田区報の紙面づくりに挑戦

中学生が墨田区報の紙面づくりに挑戦

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江戸表具師の前川治さんにインタビューする中学生

墨田区で10月11日に発行する区報「すみだ」の紙面を同区内の学校に通う中学生らが制作した。

「墨田区報ジュニアレポーター」は、墨田区が区民参加の取り組みとして今年度初めて行った。今回の募集で集まった10人の中学生たちが担当するのは、4・5面の特集ページだ。〝企画会議〟を経て、現代の暮らしにも取り入れてもらえるよう工夫された伝統工芸品を紹介し、墨田区のものづくりをアピールする内容に決まった。

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墨田区役所の一室で編集作業を行った

紙面づくりに必要な取材や原稿作成、レイアウトなどは夏休みに行った。8月17日に取材活動を体験した時は、2~3人のグループに分かれて江戸木目込人形の塚田工房(墨田区向島)、安宅漆工店(同)、廣田硝子(同区錦糸)、前川表具店(同区千歳)を訪ね、職人にインタビューした。子供たちが作成した原稿や写真は、広報担当の職員が紙面に組んだ見本版を作り、24日の会合で文章を削ったり直したりして決まった枠内に収める編集作業を行った。「字数をオーバーしないようにまとめるのが大変」と墨田区立両国中3年の内田侑里(ゆうり)さんは原稿と格闘していた。

また、この日は特集のタイトルやデザインを決める場も設けられ、キーワードとなる言葉をタイトルらしく表現するために全員が知恵を絞りアイデアを出し合った。表題の文字を斜めに配置するなど斬新な案が登場し、「自分には出てこない発想」と、講師役の伊藤拓也さんも感心していた。

3回の実習でレイアウトまで決まった特集面は、他の面とあわせて制作が進められ、10月11日号の区報として墨田区内で配られる。参加した両国中3年の鈴木蒔歩(まきほ)さんは「真っ白なホワイトボードから始めた時は本当に作れるか不安だったが、みんながいたからできた。コミュニケーションの大切さを感じた」と話していた。