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両国・回向院で「ほくさい音楽博」

義太夫やスティールパンの響きにふれてみよう

14日 両国・回向院で「ほくさい音楽博」

 

伝統芸能の義太夫や中米トリニダード・トバゴ生まれのスティールパンなど、子供たちが世界の楽器に触れたり、その響きを楽しむことができるイベント「ほくさい音楽博」が2月14日に回向院(墨田区両国)で開かれる。

イベントを開催するNPO法人トッピングイースト(墨田区本所)は、東東京地域で音楽を気軽に楽しめる機会を増やしたいと、理事長の清宮陵一さん(同区亀沢)など墨田区在住で音楽関係の仕事に携わる人たちが立ち上げた。子供を通じて知り合った〝ママ友〟〝パパ友〟も参加して地域に根ざした活動をしている。

任意団体時代の2010年から続けている「ほくさい音楽博」は、今回で5回目。初期は北斎通りのかばん店の倉庫を会場にしたライブイベントだったが、都と共催になった昨年から義太夫やスティールパンの練習会に参加した子供たちの発表会や、講師となったプロの演奏と体験会を含めた内容になった。ドラム缶を加工して美しい音色を出すスティールパンのワークショップは人気で、事前の練習会の募集もすぐに満席が出るほど。「おなかから声を出すことを子供たちに伝えたい」と開設した義太夫講座も、2年目に入り参加者が倍増したという。

今回は新たな取り組みとして、両国での開催にちなみ、元幕内力士・敷島の浦風冨道さんから相撲甚句を教わる体験や、浅草などのサンバカーニバルで活躍するアダチ正芳さんが講師として子供たちにサンバ楽器を教え、最後にバテリア(楽器隊)となって近隣をパレードするといった体験コーナーも設ける。

イベントを統括する茂木紀子理事(同区千歳)は、「義太夫など身近に目にすることの少ない芸能や音楽に触れる機会として世代を問わず家族で来てほしい」と、広く参加を呼びかけている。

ほくさい音楽博 2月14日午後1時開始(午後5時終了予定)。スティールパン、義太夫、相撲甚句、サンバ楽器隊などの体験は小学生対象。入場無料。

昨年の義太夫発表の様子

昨年の義太夫発表の様子