top

マラソンで念願のオリンピック出場 猫ひろしさん

マラソンで念願のオリンピック出場
猫ひろしさん

講演では「過去は変えられないが未来は変えられる。過去に下を向かず自分のやることを信じて進んでほしい」と、受験生を含む生徒たちにメッセージを贈った

お笑い芸人からマラソンでのオリンピック出場をめざし、昨年8月のリオデジャネイロ五輪でカンボジア代表として42・195㌔㍍を完走した江東区在住の猫ひろしさん(39)。陸上部が活躍し、中学生「東京駅伝」(2月5日開催予定)の江戸川区代表も複数出ている江戸川区立小岩第三中学校を1月25日に訪れ、生徒にマラソン指導を行なった。

猫さんは、テレビ番組でのミニマラソン企画をきっかけに駿足が注目され、マラソン関連の仕事が増えるようになった。フルマラソンは、2008年から参加した「東京マラソン」からコーチをつけて本格的な練習を始め、3回目となる2010年には3時間を切る記録(2時間55分45秒)を出している。カンボジア国籍に変えてオリンピック出場をめざしたことで批判も寄せられたが「ここでやめてしまうと自分を認めてくれたカンボジアの人たちにも、人生を変えてくれたマラソンにも失礼」と、ロンドンオリンピックの出場が叶わなかった後も練習を続け、4年後のリオでオリンピックへの切符を手にした。

校庭で中学生と一緒に走る猫さん

25日に第三小岩中学校を訪れた猫さんは、体育館で生徒たちが作るアーチと紙テープの花道を「ニャー」のポーズで登場した。壇上ではマラソン競技を本格的に始めるまでの経緯やオリンピックでの様子を語り、悪天候に悩まされて139位で完走後「カンボジア」コールが起きたエピソードを紹介した。校庭ではラダー(はしご)を使ったトレーニングを陸上部などの代表生徒らと一緒に実演し、各学年の生徒全員とトラックを走って好タイムを出すために必要なことを指導した。