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フィンスイミング 篠﨑瑠偉さん(葛飾区青戸)

フィンスイミングで大学世界選手権に

篠﨑瑠偉さん(葛飾区青戸)

 

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篠﨑さんはフィンスイミングの種目のひとつ「サーフィス」(水面泳)の中距離選手。シュノーケルを含む体の一部が水面から出た状態で泳ぐのがルールで、腕を上げて組み、腹や足の筋肉を使って進む

「フィン」と呼ばれる足ひれを着けて泳ぐフィンスイミング。その大学世界選手権大会に2年連続で出場した篠﨑瑠偉さん(東洋大3年、葛飾区青戸)は、この競技の魅力を多くの人に伝えたいという。

3歳から水泳を始め、高校2年まで競泳を続けてきた。フィンスイミングはテレビで見て「そのスピードを体験してみたい」と、クラブチーム「デルフィーノ」に大学1年の9月に入会。フィンの種類には両足それぞれに着けるビーフィンもあるが、篠﨑さんが取り組むのは5~6㌔と重い一枚のフィンに両足を装着するモノフィンだ。

国内での戦績が評価されて、昨年4月にポーランドで開かれた同大会に初出場(200㍍で12位)。今年6月にはギリシャで連続出場を果たし(400㍍で14位)、現在は来年の同大会を見据える。

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幼い頃から通う「フィットネスクラブ金町・金町スイミングクラブ」で泳ぐ篠﨑さん。今も会員で、主に筋力トレーニングで活用している

フィンスイミングはロシア発祥。最近、日本のタレントたちがこのマスターズ部門で活躍して認知度は少し上がったが、現役競技者のレベルは、子供の頃から親しんでいる欧州勢が圧倒的に強く、「日本はまだまだ厳しい状況」と篠﨑さん。日本の競技人口は約1000人と少なく、まずは認知度を高め、環境整備、競技人口増加につなげたいとの思いもあり、そのために自分に何ができるかを模索中でもある。「競泳で名のある選手ではなかった」自身の経験から、将来、この競技が泳ぎの好きな子供たちの選択肢の一つになることも篠﨑さんの願いだ。