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パラリンピック選手団主将 土田和歌子さんが1日校長

 江東区立東砂小学校(江東区大島、佐藤勝行校長、児童数216人)で10月11日、「アスリートによる『一日校長先生』」が行われ、ロンドンパラリンピック代表の土田和歌子さんが特別授業をした。
 土田さんは、アイススレッジスピードスケートと車いす陸上競技の選手で、パラリンピックでは日本人初の夏季・冬季の両大会の金メダリスト。今年のロンドンでは車いすマラソンに出場し、日本選手団の主将を務めた。
 特別授業は、3・4年生76人と、5・6年生84人がそれぞれ土田さんの講話を聞き、ゲームなどで親睦を深めた。
 土田さんは、高校2年生の時に交通事故に遭って車椅子生活になり、入院した病院で、車椅子でリハビリをする人が楽しそうだったことが、競技を始めるきっかけになったと話し、競技用車椅子の紹介もした。この後、山﨑孝明・江東区長も加わって2020年オリンピック東京招致などの話をした。
 児童たちの「出場して何かいいことはありますか」「競技中に怖いと思うことは?」などの質問には「世界中の人と知り合い、各国の選手と交流できるので楽しい」、競技中にけがをして入院したが、「治って練習すると楽しさを感じる。私は車椅子が好きなんだと思います」と答えた。また、ロンドンでは観客の声援が力になったと話し、オリンピックとパラリンピックの東京開催を、一人の選手として期待する、とコメントした。
 この事業は、都教委がスポーツ教育推進校の小、中学校を対象に実施。東砂小に続き、18日には葛飾区立高砂中学校でロンドン五輪ビーチバレーの朝日健太郎選手、25日には墨田区立第三寺島小学校で同トライアスロンの上田藍、細田雄一の両選手が1日校長を務めた。