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パラカヌー 瀬立モニカさん(江東区白河)

目指せリオ、そして東京パラリンピック

瀬立モニカさん(江東区白河)

 

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普段は笑顔がたえない明るい性格の瀬立さん。今春、筑波大に進学した

リオデジャネイロパラリンピック出場を目下の目標とするパラカヌー選手、瀬立(せりゅう)モニカさん(江東区白河)。江東区の河川で練習を重ねてきた18歳は、リオ、そして4年後の東京を見据えるパラスポーツ選手たちのなかでも、将来が大きく期待される若手のひとりだ。

中学2年のとき、江東区立中学校カヌークラブに入部。国体を目指していた高校1年のころけがを負い、車椅子生活を余儀なくされた。一時は競技を離れたが、高校2年から江東ジュニアカヌークラブでパラカヌー(カヤック)に取り組み、世界への挑戦を開始した。

旧中川での練習風景。パラカヌーは2種目あり「カヤック」はパドルを左右交互に漕いで進む

旧中川での練習風景。パラカヌーは2種目あり「カヤック」はパドルを左右交互に漕いで進む

直線200㍍の短距離レースとあって、いかに早くトップスピードに到達するかが勝負のカギ。昨年8月、ミラノで開かれた世界選手権の決勝はスタートで出遅れ、実力を出し切れず9位に。リオ出場権が得られる上位6人には入れなかったが、「真っすぐ漕(こ)ぐことに意識がいってしまって全力で漕げてなかった」と自己分析し、前を向いた瀬立さん。3月にはハワイで合宿し「カヌーに集中できた2週間でした」と手ごたえを感じている。

残る3枚の切符を手にできるか否かは、ドイツ・デュースブルグでの世界パラカヌー選手権大会(5月17~19日)の結果次第だが、「リオに出る、出ない以前に負けたくない」と瀬立さん。メンタル面の強化も課題に挙げながら「最初から突っ込んで勝負にいきたい」と力を込めている。