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パソコンサークルで料理

 こちらでパソコン操作の練習、あちらでは料理――。そんな光景が、「パソコンサークル遊ぶ会」が活動する東部区民館(江戸川区東瑞江)の集会室で2か月に1回ほど見られる。
 高齢者同士でパソコンを教え合う「遊ぶ会」は、60歳以上の人を対象に毎週月曜に開かれ、参加者はノートパソコンを持参して、文書作成や表計算ソフトの使い方を学ぶ。パソコンは持っているもののインターネット検索以外に使い道がないという人を対象に、年賀状の住所録を整理する、町会のお知らせなどを見栄え良く仕上げる、といった手持ちの機種でできることを学び、活用の幅を広げるのが目的だ。江戸川総合人生大学の受講生ら5人で2012年に立ち上げ、現役時代に職場でパソコンを使っていた幅口磯夫さん(77)(同区瑞江)が、代表として講師役を務める。1回500円(入会金は別)の参加費を払い、各自がマイペースで課題をこなす。仕事があるので隔週で通う、という新江和三さん(77)(同区春江町)は「パソコン教室でカリキュラムに添って進められると速くてついていけない。ここはちょうどよい」という。
 料理教室が派生したのは、パソコンサークルに通う妻を送迎するたびに参加者らと顔を合わせていた大見昌男さん(72)(同区瑞江)が料理好きということで、皆で得意分野を教わりたいと始まった。レシピを取りまとめる担当の飯野民枝さん(70)(同区南篠崎町)によると、毎回の料理は大見さんと相談しながら普段使わない食材を入れたり、他の参加者の得意料理を紹介してもらったりしながら約15人分を作る。東部区民館には厨房(ちゅうぼう)付きの集会室があるため、料理をする人とパソコンに専念したい人が同じ場所に集うことが可能だ。中には夫が料理、妻がパソコンの勉強、という参加者も。7月28日の回では、きのこそうめん、具入り巾着、アスパラサラダ、空き缶コンロで炊いたご飯など6品を作り、祖母の代理で参加した5年生の日暮真奈美さん(同区西篠崎)も、厨房で大活躍した。
 「パソコンサークル遊ぶ会」に関する問い合わせは幅口さんTEL090・7423・2020。