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デフサッカー 千葉駿介さん(江戸川区北小岩)

日本代表として戦ってきます!

 千葉駿介さん(江戸川区北小岩)

平日の夜、仕事の後に「葛飾にいじゅくみらい公園」運動場で南葛SCの仲間と練習に励む

平日の夜、仕事の後に「葛飾にいじゅくみらい公園」運動場で南葛SCの仲間と練習に励む

6月にイタリアで開かれるデフサッカーのワールドカップに向けて日本代表チームの選手に選ばれた千葉駿介さん(27)(江戸川区北小岩)。聴覚障害を持つ16カ国の選手が世界一を争う大会でゴールキーパーとしての活躍が期待されている。

千葉さんは、サッカーを始めた6歳のころに難聴により聴力に障害を抱えるようになった。補聴器を使うことで健常者と変わらぬ生活を送り、サッカーにおいても葛飾区の社会人サッカーチーム「南葛SC」のトップチームの一員として精力的に練習に励んでいる。一方で、補聴器を外して行うデフサッカーの存在は19歳の時に知り、現在は「東京デフフットボールクラブ(TDFC)」にも所属する。

ボールを捕らえた瞬間の眼差しには失点を許さない気迫が漂う

ボールを捕らえた瞬間の眼差しには失点を許さない気迫が漂う

「音のないサッカー」と千葉さんが表現するデフサッカーは、自分の目だけを頼りに周辺の状況を把握し、プレー中はアイコンタクトや手話で仲間とコミュニケーションを取る。ボールを蹴る音や声などが耳から入らない分、視覚情報で瞬時に動くことが求められる。「同じサッカーだけどそれぞれに楽しさがあって魅力的」と、サッカーとデフサッカーの両方を続ける理由を語る。

「デフサッカーワールドカップ2016」は、6月19日から7月2日までサレルノ市など3会場で開催。千葉さんはベスト8入りした前回の2012年の大会から2回目の参加となる。強化合宿を控え「まずは(ベスト)エイトの壁を取ることを目指している。キーパーとして失点を防ぎチームを支えたい」と意気込みを語ってくれた。