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テントに泊まって地域の魅力を満喫 平井南小で校庭キャンプ

1408410390ドラゴンボートに銭湯体験や流しそうめんと、遠くへ行かなくても楽しいことは盛りだくさん。江戸川区の青少年育成小松川平井地区委員会が、今月2、3日に校庭キャンプを同区立平井南小学校(同区平井)の第二校庭で実施し、17人の小学生が参加した。

校庭を宿泊拠点にして行うキャンプは、青少年委員や地区委員、PTA会長会などで結成する実行委員会が今回初めて行った。昨年まで続いていた栃木県矢板市の「県民の森」でのキャンプ活動が、予算や参加人数の減少から継続が難しくなり、代わりに身近な場所で子供たちに様々な体験をしてもらおうと、新しい試みを始めた。区内の小学校ではPTAなどによる学校キャンプが行われているところもあるため、こうした行事と異なるプログラムを組むために地域で活動する団体や事業者の協力も得た。実行委員会の小暮淑子副委員長も「地域で楽しい場所はいろいろあるが、子供たちは意外と知らない。良い発見をしてほしい」と語る。

初日は、テントを張る作業から始まった。校舎から道路を隔てたところにある第二校庭で最初に大人が見本を示し、続いて3つのグループに分かれた子供たちがキャンプ用テントの組み立てに挑戦した。「ここにパイプを通して」「入り口の場所を考えて置いてね」。大人たちの指示を聞きながら各班とも最初の1張を完成させると子供たちの手際が格段に良くなり、1時間ほどの作業で6張のテントが出来上がった。終了後は早くもテント内でくつろぐ子が続出。2日前に林間学校から帰宅したという齋藤梨里さん(10)(同区小松川)は「今晩テントで寝るのが楽しみ。近くでキャンプはなんだか不思議な気分」と話していた。

午後からは、小松川神社や文書庫跡、ビオトープなどを巡る“小松川探検隊”や「辰巳湯」(同区平井)での入浴マナーのミニ講座と銭湯入浴体験が行われた。翌日は、同区を拠点に活動するドラゴンボートクラブ「東京龍舟」の協力で実現したドラゴンボートの乗船も忘れ難い体験になった。漕(こ)ぎ手のリズムを導く太鼓打ちに挑戦した子もいた。終日ほぼ屋外で真夏の暑さを体感する2日間だったが、ラストはそうめん流しで参加者全員が涼を取った。