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タッチラグビー 円山倫久さん(墨田区立第三寺島小教諭)

タッチラグビー円山さん

品川区の学校グラウンドで行われる「城南タッチ」の練習に参加する円山さん

先生はタッチラグビーの選手です!

円山倫久さん(墨田区立第三寺島小勤務)

墨田区立第三寺島小学校(墨田区東向島)の教員・円山倫久(まるやまみちひさ)さん(32)は、タッチラグビーの選手だ。昨年は学校での職務を果たしながら「タッチワールドカップ2015」の日本代表選手としてオーストラリアで戦った。2015年度の同区教育委員会の表彰も受けている。

授業2

教室で授業をする様子。今年度は1年生を受け持っている

タッチラグビーは1チーム6人で行う楕円(だえん)球を使った球技で、ラグビーとの主な違いは「タックル」が「タッチ」に置き換えられていることだ。攻撃側は守備から体に触れられる(タッチ)と、その地点にボールを置き、同チームのプレーヤーが引き継いで攻撃を続行する。

円山さんは、大学でタッチラグビーを始め、卒業後も大学職員として働きながら続けた。2007年と11年の「タッチワールドカップ」では、ジャパンタッチ協会(新宿区)が選ぶ日本代表の一人になった。

その後、タッチラグビーに関わりつつも「子供に運動を教え体力向上に寄与したい」という思いで教育分野に進むことを決め、13年4月から第三寺島小で教鞭(きょうべん)を執る。15年に3度目の日本代表に選ばれた時は、学校側の理解を得て代表活動に参加し、出場したメンズオープン部門でチームが5位に入った。

「子供たちにはなるべく運動の時間を取ってあげたい」と語る、先生としての円山さん。タッチラグビーで鍛えた走りが生かされるのは休み時間だ。「鬼ごっこは負けません」と自信たっぷりに笑う。全速力で追いかける子供たちは足が速くなるに違いない。