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ジッポだけの店 ブラッドフォード東京

ジッポのライターが光り輝く店内(左は安藤さん)

ジッポのライターが光り輝く店内(左は安藤さん)

1点ものが光る

ジッポライターの魅力

ブラッドフォード東京(森下)は100%専門店

クリスマスの特設コーナー

クリスマスの特設コーナー

 

 江東区森下の「ブラッドフォード東京」はジッポ社の製品だけを扱う専門店だ。ジッポの輸入代理店に30年以上勤めた経歴を持つ安藤仁さんが、妻の三枝子さんとともに、自宅1階を改装して2012年6月にオープンした。ジッポの販売店は数あれど、「100%の専門店は全国でもここだけでは」(安藤さん)というだけあって、遠方から来店する客も多いという。

 オイルライターを中心とした米ジッポ社(1932年創業)の製品が特に愛用者の心をつかむ理由の一つは、その多種多様でバラエティー豊かなデザインだ。安藤さんはジッポの外観を「キャンバス」と表現。趣味嗜好(しこう)や個性を反映したジッポを日々持ち歩くことは楽しみであり、愛用者は「ファッションや遊びなどシーンによって、持ち歩くジッポを変えたりします。1人で何種類も持っている人がほとんどですね」。一方、風に強い機能性はアウトドア派に長年重宝されている大きな特徴。さらに永久保証が付いていることも人気のポイントだ。そのほか、点火・消火時の特有の音に魅力を感じる人も少なくなく、「音の微妙な違いで商品を選ぶ方もいらっしゃいます」。

 同店は約5000種類のライターをそろえ、1940~60年代の貴重なビンテージ品や、安藤さんが米国で入手した品々など1点ものが大半を占める。一方、安いものは3000円からと幅広い客層に対応している。

 日本独自のデザインの製品も多いが、これは米国以外で日本と韓国のみが、メッキなどの技術水準から表面加工及びデザインをジッポ社から許可されている国であるため。店内に並ぶライターを見ると、米国の有名企業や自動車、バイク、たばこのブランドなどに加え、東京スカイツリーなど日本の観光名所が描かれたもの、ウルトラマンや人気のアニメキャラクター、タレントなど〝和〟の製品も幅広く、見ているだけでも楽しい。愛用者のなかには「『ここで寝たい』と言い出す人もいましたよ」と笑う安藤さん。菅原文太さんの悲報が流れた翌日には、映画「トラック野郎」のライターを飾っていたりと、品ぞろえの豊かさには驚くばかりだ。

 ライターは男性への贈答品としての需要も高く、来店客の6割を占めるとも。また刻印で製作年が分かるため、誕生年に合わせたプレゼントとしても人気がある。ライター以外にもジッポ社の腕時計やボールペンなど珍しい品も並ぶ。今月はクリスマスに関連したデザインのコーナーも特設している。

同店は江東区森下4の21の2℡6240・2259。営業時間は午前10時~午後8時。月曜定休。