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シンフォニーヒルズ少年少女合唱団が特養ホームを訪問

 葛飾区在住の子供たちで編成し、同区立石のかつしかシンフォニーヒルズを拠点に活動する「シンフォニーヒルズ少年少女合唱団」が、10月5日に特別養護老人ホーム「中川園」(葛飾区西水元)で慰問コンサートを行った。
 2004年に発足した同合唱団は今年が10年目の節目の年。これを契機として、音楽監督の宮本益光さんが「地域に貢献し、地元に愛される合唱団を目指したい」と、今回初めて出張形式のコンサートを企画、区内の特養ホームを訪ねた。
 同合唱団は今年の10期生からジュニアクラス(小学1年~3年)を新設し、現在の団員数は小学生から高校生までの85人。11年9月には日本フィルハーモニー交響楽団と共演したほか、東京オペラシティで開催された作曲家の冨田勲さんの新作『イーハトーヴ交響曲』の世界初演(12年11月)、さらにその再演(今年9月)にも出演するなど、貴重な経験を積み重ねながら精力的に活動を続けている。
 この日は、ジュニア15人を含む約60人が中川園を訪問して「ほたるこい」「こぎつねこんこん」「村の鍛冶屋」などおなじみの童謡や唱歌を中心に歌をプレゼント。時には会場の全員で一緒に声を出したり、また歌を振り付きで披露したりしてお年寄りたちを楽しませた。
 子供たちの可愛らしい姿にお年寄りたちは目を細め、コンサートはアンコールを含めて約1時間で終了。この日、司会も務めたリーダーの瀬戸彩乃さん(高校2年)は「普段と違う雰囲気で緊張しましたが、(観客が)近く一体感が感じられました」と笑顔。これまではコンサートホールでの活動が主だったが、同合唱団指導者でこの日の指揮を担当した柏原美緒さんは「今後は積極的に外でもコンサートをしていきたい」と出張形式のコンサートに意欲を見せていた。