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ザ・マンションシェイクアウト・イン・首都圏

 非常時にすばやく安全な場所に身を隠す訓練を集合住宅の住民が各戸単位で行う「ザ・マンションシェイクアウト・イン・首都圏」が3月9日午前10時に行われる。
 「シェイクアウト」は決められた日時に、参加者が自分のいる場所で一斉に防御行動を行う訓練だ。米国で始まり日本国内では2012年3月に千代田区で行われたのが最初で、その後、学校や行政などで実施する団体が増えている。一都三県(埼玉、千葉、神奈川)のマンションに住民の防災意識向上をめざして実施を呼びかるシェイクアウト運動は、一般社団法人「首都圏マンション管理士会」主催で昨年3月10日に第1回の訓練が行われ、約7500人が参加した。
 同会に所属するマンション管理士の三木勝利さん(江戸川区中葛西)は「机の下に頭を入れるだけで何の訓練になるのか、と思う人もいるが、実際に体を動かした人のほとんどはこの訓練の有用性を認めている。決まった日と時刻に一斉に実施することで一体感を感じることができ、継続して行うことで防災意識も向上する」という。江戸川区内でも宇喜田住宅などがマンション単位で9日に一斉訓練を予定している。
 参加方法は、マンション管理士会に登録し、当日午前10時に、各自がその場で一分間安全行動を取る。前日までに自宅の家具の転倒防止対策や通勤・通学の避難経路の確認などを済ませておくと、防災意識が高まるかもしれない。参加は個人でも管理組合単位でも可能。登録申し込みは、3月8日までに首都圏マンション管理士会(FAX3256・6432、電子メールshakeout@kanrisi.org)で受け付ける。