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“サッカーのまち”テーマに防災イベント

 地域特性を生かしてサッカーで防火防災を呼びかけ――。春の火災予防運動(3月1日~7日)に合わせて、本田消防署(葛飾区東立石)が3月6日、サッカーをテーマに防火防災イベントを開いた。
 一日署長を務めたのは、サッカー漫画「キャプテン翼」の作者で葛飾区出身の高橋陽一さん。昨年3月には主人公・大空翼の銅像が同区四つ木に設置され、今月16日にも区内に銅像設置の予定がある。また昨年12月には、大空翼の所属クラブと同名の「南葛SC」が葛飾区に誕生しJリーグ入りを目指している。さらに、同署管内にある修徳高校(同区青戸)は、今季のサッカー全国大会に男女そろって出場を果たし、男子は初のベスト8入りする快進撃を見せた。
 こうした〝サッカーのまち〟にちなみ、同区総合スポーツセンター(同区奥戸)で開催された今回のイベントの冒頭は、高橋さんを一日署長に迎えての防災消防演習。同センター体育館から火災が発生したとの想定のもと、はしご車が出動して逃げ遅れた人を救出、建物へ一斉放水した。
 続いては、同校男子サッカー部員(109人)への総合防災教育。応急救護訓練、地震体験、放水体験などが実施された。最後は同サッカー部と本田消防署サッカー部との親善試合が行われ、午前中でイベントは終了したが、午後も引き続き交流試合が行われた。
 終了後、高橋さんは「消防隊の普段の訓練のお陰で我々の町が守られていることを再認識しました。皆さんの機敏な動きに感動しました」とコメント。また修徳サッカー部員の1人は「心臓マッサージや人工呼吸は、激しいスポーツをする場で役立つと思います。とても勉強になりました」とこの日の経験について話していた。