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サッカー 長野風花さん

期待のミッドフィルダーは次世代の〝なでしこ〟

 長野風花さん(浦和レッズレディースユース)

 

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浦和レッズの旗の前に立つ長野さん。12月17日にはベスト8に勝ち残っている皇后杯に、一つ上のカテゴリーであるレッズレディースのメンバーとして出場する

浦和レッズレディースユースの選手として、女子サッカーでは国内トップクラスの環境で成長を続ける長野風花さん(17)は江戸川区在住。9月30日から10月21日までヨルダンで開かれたFIFA U-17女子ワールドカップでは、準優勝した日本代表のキャプテンとしてチームを引っ張り、大会MVPにも選ばれた。

長野さんは、5歳の時に二人の兄の影響でサッカーを始めた。第五葛西小学校の校庭を拠点に練習する「FCパルティレ」在籍時は当時唯一の女子メンバーとして男子に交じってボールを蹴っていたという。小学6年までは区内の女子チーム「江戸川レディース」とかけもちで所属し、中学生になる段階で浦和レッズレディースのジュニアユースのセレクションを受けて合格した。

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「レッズランド」でレディースのメンバーと一緒に練習。類まれな視野の広さはボールを追って動く軌跡の美しさに現れる

目標とする選手に川崎フロンターレの中盤で活躍する大島僚太選手の名を挙げる長野さん。視野の広さは関係者の間でも評価が高く、得点につながるパス出しを何本も繰り出すなど参加する試合では強烈な存在感を見せている。高校1年の時に既にU-17ワールドカップの代表メンバーに選ばれて優勝にも貢献し、二回目の出場となった今回の大会では、MVPを選ぶFIFA技術委員の票が優勝チームを差し置いて長野さんに集まった。

現在は、学校の授業を終えて都内からさいたま市内の練習場に通う日々だ。高校3年の冬を迎え、もっと大きな舞台で戦うために迷わず次のステップをめざす。「より早く『なでしこジャパン』に入り、オリンピックなどで活躍したい」。花開く時は近いだろう。