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カラオケ世界王者CDデビュー 田中照久さん(江東区亀戸)

 

CD発売記念ライブで歌う田中さん。「応援してくださった方々への感謝の気持ちを届けたい」と自ら企画した

2013年、フィンランドで開かれたカラオケの世界大会で日本人初のチャンピオンに輝いた田中照久さん(37)。大学職員を続けながら翌14年からプロ歌手としての活動も始め、今年2月に念願のCDデビューを果たした。

江東区亀戸で生まれ育った田中さん。両親とも元歌手の経歴を持つ。4月23日のCD発売記念ライブは、自身の生い立ちを映像で見せて人生の節目を曲とともにたどる構成。マイクを持つ2歳の写真が映し出されると「かわいいー」との声が会場内に広がった。第二亀戸小4年のとき、「翼をください」の合唱でソロパートを担当し「歌うことの楽しさを教えてもらいました」。

母親とのデュエットでも約100人の観客たちを楽しませた

透明感があるスケールの大きな歌声で観客を酔わせ、また母・久仁恵さんとの演歌デュエットで楽しませたりと、サービス精神もたっぷり。14年12月発売のデビュー曲「さくらほろほろ」は、尊敬するさだまさしさんの曲で、ネット配信のみで発売された。新曲「愛しさの名前」は「私が日々歌を通じて伝えたいと思っていた普遍的なメッセージが詰まった曲」と田中さん。また、カップリング曲の「幸子」は、3歳のときに亡くした父が作曲者で、この2曲をCDで出せたことは「自分の人生におけるかけがえのない足跡」と喜ぶ。

今後は「歌を通じた出会いから広がるご縁を大切にして、歌を届ける場を少しずつ増やしていくこと」が当面の目標という。