top

カヌーの羽根田選手が江戸川区役所訪問

カヌーの羽根田選手が江戸川区役所訪問

国内では大会開催や練習できる環境が限られているカヌースラローム。リオデジャネイロ・オリンピックでの活躍でこの競技への注目度を上げた銅メダリストの羽根田卓也選手(29)が、1月18日に江戸川区役所で区長との面会に訪れ、江戸川区内に建設予定のカヌー競技場への期待を語った。

リオデジャネイロ・オリンピックの銅メダルを区長に見せる羽根田選手

江戸川区は3年後の東京オリンピックでカヌースラローム競技の開催地となり、葛西臨海公園(江戸川区臨海町)に隣接する都有地に競技会場の建設が予定されている。日本で初めて人工の流れを作り出すカヌースラロームのコースが作られることで、競技関係者の期待は大きい。葛西臨海公園に近い新左近川親水公園(同)では、人工の水路である新左近川の静水をカヌー競技の練習や国際大会開催に使えるように西側半分の拡張整備が進められている。2016・17年度は南北通路の舗装や手洗い場を改装し、オリンピック前年に開かれる競技大会に合わせた2019年春に利用開始予定だ。貸ボート場のある公園東側では、夏季に区民カヌー体験教室も開かれるなど、オリンピックの機運盛り上げの取り組みは始まっている。

区長から「手を見せて」と言われた羽根田選手。江戸川区カヌー協会の鹿野会長(左端)が、右と左の手で異なるパドルの持ち方を説明する

18日は、区長室で羽根田選手と多田区長が面会し、藤田強東京都カヌー協会理事長と鹿野由喜夫江戸川区カヌー協会会長も同席した。「天然のコースと人工のコースどちらがやりやすいか」という区長の質問に「どちらで練習しているかによる。大会運営は人工の方がやりやすいと思う」と答えるなど、競技会場についても話題に上った。江戸川区内にできる施設については「競技面での環境は何も心配していないが、レガシーとして残った時に競技者だけでなく沢山の人に利用できる施設になったら嬉しい。レクリエーションでの貸し出しなどが可能になるようなスタッフや施設環境なども考えてほしい」と、報道陣に語った。