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アーチェリー 木村美保さん(江戸川区中葛西)

いわて国体アーチェリー少年女子団体で優勝

 木村美保さん(江戸川区中葛西)

 

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3年生の後半になってからも学校の射場で練習を続ける木村さん。アーチェリーは「同じ動作を何時間、何百本と続け、外から見ても違いがわからないが、ずっとやっていると点数となって結果が出て来る」ことにおもしろさを感じるという

小学4年の時からアーチェリーを続ける日体桜華高校3年の木村美保さん(18)は、今年10月に岩手県で開かれた「希望郷いわて国体」のアーチェリー競技(7日~9日)で東京代表の一人となり、少年女子団体の部で初優勝を飾った。

矢を放つ瞬間の鋭い視線が武士のような気迫で的を射抜く。手持ちの矢が一区切りついた時に見せる優しい顔と対照的だ。アーチェリーを始めたきっかけは、家族で遊びに行った遊園地で体験した時に全く的に当たらなかったくやしさが原点だったという。

高校生で始める人が多いといわれるアーチェリー競技だが、木村さんの場合は江戸川区勤労福祉会館(江戸川区船堀)や総合体育館(同区松本)など、江戸川区内に射場がある環境が早い時期からの練習を可能にした。中学校ではソフトボール部に入り、守備はショートで1番打者、部長も務め進路を決める際にどちらを続けるか迷ったほど打ち込んでいたが、アーチェリー部のある高校を選んだ。

岩手県雫石町の会場で行われた国体の本戦は、3人1組の団体戦で江戸川区在住の古川由紀乃さんも東京代表として一緒に戦った。決勝は、雨天で気温が低く強風にも悩まされる厳しいコンディションの中、3人が2射ずつ交代で70㍍先の標的に矢を放ち、セット勝利を積み重ねてトーナメントの頂点に立った。「自分がうまくいかない時も、2人がなんとかしてくれる、このメンバーなら勝てるという思いがあった」と、信頼関係に支えられた優勝だった。

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今年で創部4年目を迎える日体桜華高校アーチェリー部

この先もアーチェリーを続けたいという木村さん。東京オリンピックも当然のように射程に入っている。