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やり投げの村上幸史さんが東川小の“1日校長先生”

 7月12日、江東区住吉の同区立東川(とうせん)小学校(児童253人)を、やり投げでアテネ、北京、ロンドンのオリンピック3大会に連続出場を果たした村上幸史さんが訪問した。
 五輪3大会連続出場の村上さんはロンドンでは日本選手団の主将を務めた。2009年の世界選手権では3位入賞し、やり投げで日本人初のメダルを獲得。現在33歳で、今年4月には日本歴代2位となる自己ベストをマークした現役アスリートだ。
 「アスリートの『一日校長先生』」と銘打って行われたこの日の訪問。全校児童対象の全体会で5年生からスライドを交えて紹介された村上さんは、山﨑孝明江東区長を相手にしたトークで、中学時代の体育の先生がやり投げの元高校チャンピオンで、「日本一になりたくないか」と誘われたこと、やり投げを通じて海外に友人ができたことなどを話した。また、握力測定のデモンストレーションを披露し、20年の東京五輪開催への期待も語った。
 続いて学年ごとに実技体験。投げ方の実技にはソフトボールを使い、方向性やスピードについての解説を受けたほか、正しく飛ぶと「ヒューヒュー」と音が鳴る特殊な訓練用ボールでも指導を受けた。そのほか、走り方の基本を教わったり、鬼ごっこでそれを実践したりして、最後は村上さんによる試技。女子の競技用のやり(長さ2・2メートル、重さ約600グラム)を軽々と40メートル程度投げると、児童たちから「あんなに遠くに飛ぶんだ」と驚きの声や歓声があがった。
 ボール投げのコツを教わった女子の1人は「いつもより遠くに飛ばすことができました。もっと遠くに投げられるようになりたい」と感想を話し、また男子の1人は「村上さんのやり投げを目の前で見られてうれしかったです。遠くまで投げる姿が格好よかった」と話していた。