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どちらに賭ける? どちらにも賭ける?

 3月22日から始まる東京スカイツリー展望台入場券の個人予約は、最初の50日間分(5月22日から7月10日まで)を抽選方式で発売する。2月24日に発表された内容によれば、この期間中の予約に限りインターネットと「東武トラベル」店頭で、入場日に合わせて申込期間を4回(店頭では5回)に区切って販売するという。申し込みは1期間1人1回限り、1回の申し込み人数は最大8人まで。
 店頭販売は、ネットショッピングになじみの少ない高齢者にも配慮して用意されたが、インターネットの販売枚数6000枚に対して2000枚と3分の1の枚数しかない。しかし、全国あるいは海外からも応募が集中しそうなネット上の倍率に比べると、東武トラベルの全国44営業支店から申し込まれる数には限りがあり、足を運べる範囲に店がある場合は応募した方が有利だ。しかも、この2種類の抽選は別のシステムを使っているため、重複して申し込むことも可能になる。つまり、2倍の可能性を得ることができるのだ。
 しかし、気をつけなければならないのは、インターネットの抽選で当たった場合、事前に登録したクレジットカードの口座からその時点で決済が行われ、取り消し不可になることだ。また、展望台に上る当日にもクレジットカードが必要になる。一方、店頭申し込みで当たった場合は、カウンターでクーポン券を発行してもらう前なら辞退が可能だ。
 2手にアプローチしてダブルで当選、という幸運をリスクにしないためには、抽選結果の発表日を確認し、ネット上の発表日の方が早く来るように申し込むといい。ちなみに5月と7月中の入場日・申込期間の区切りはネットも店頭も同じだが、6月は異なるので注意が必要だ。
 “そんなことがあったらほかに売ればいいじゃないか”と思う人は必ず出てくるに違いない。しかし、ネット予約は当日にクレジットカードの照会が必要なので第三者への転売は難しい。東武スカイツリー株式会社の鈴木道明社長によれば、「店頭での販売も購入者の発券番号を控えることで、不特定多数のマーケットに流れるのを予防する」という。 
 いずれにせよ、完全予約期間中は天望デッキへの入場料も1人500円増しであることは覚えておこう。張り切って登録して散財することのないようにご注意ください。