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“おすすめの本”で「モビール」づくり  こすげ地区図書館

“おすすめの本”で「モビール」づくり
こすげ地区図書館

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作品づくりに没頭する子供たち

3月に開館した「こすげ地区図書館」(葛飾区小菅)の図書交流室で6月18日、おすすめの本をテーマにモビールを作るワークショップ「ブックモビールをつくろう」が開かれ、午前・午後の2回で親子連れなど50組近くが参加した。

講師は、2人組アーティストユニット「KOSUGE1‐16」(こすげいちのじゅうろく)で活動中の美術家・土谷享さん。同ユニットは2007年に岡本太郎賞を受賞。14年まで同区小菅で創作活動をし、その後、文化庁の派遣でイギリスに2年間滞在、現在は高知県に住んでいる。

完成したモビールは風でキラキラと光り輝く

完成したモビールは風でキラキラと光り輝く

「ブックモビール」は、今回のワークショップのために土谷さんが考案したもの。子供たちはまず館内で本を選定。そこに描かれた絵や文字を透明なプラスチックの板に書き写し、形に沿って板を切り取ったらオーブンで加熱。4分の1程度に縮んだそれらを針金で木枠につるして完成だ。木枠は本を広げた形で、この木枠にも模様や文字を書き添える。

午後の部には21組が参加した。子供たちは本を広げて創作活動に没頭。恐竜、鉄道、サッカーボール、動物や小鳥、人気キャラクターなど、時間とともにカラフルな絵が透明板に次々と描かれていく。なかには、京成線の車両をたくさん描いた子や、三国志の「劉備」の挿絵をていねいに写した個性派も。鳥かごの中に鳥を上手に配置した秀作、蝶(ちょう)の羽根を複数のパーツで表現した力作もあった。

「とても楽しかった。絵が小さくなる様子が面白かった」と語った小学4年の相良詩葉(さがらことは)さんは絵本「デパートいきタイ」を選び、主人公の鯛(たい)や洋服などの品々を見事に描いた。6歳の熊田琉心(くまたるこ)さんは「大好きな『ぐりとぐら』のブックモビールができてうれしい」と話していた。