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おじいちゃんは「ソフリエ」 パパは「パパシエ」

 子育ての知識や技能を持つおじいさんを「ソフリエ」、同じく新米パパを「パパシエ」として認定する「男2代の子育て講座」が3月17日、墨田区京島の「子育て支援総合センター」で開かれた。
 講座は「子(孫)育てに関わりたいけど自信がない」という男性向けに、基礎知識や技能を教える。基本編、日常編、安全編、ふれあい編からなり、修了者には「ソフリエ」「パパシエ」の認定証が授与される。講師は全国でこの講座を開いている「NPO法人エガリテ大手前」の竹村泉さんと三浦優子さん。
 おむつ替えや寝かしつけ、ミルクや離乳食の与え方、風呂の入れ方など、講義と実習で学んでいく受講生たち。次第に赤ちゃんの人形を抱くことにも慣れて、指導通りに哺乳瓶からミルクをあげたり、語りかけたりしていた。
 また、講義ではソフリエの基本ルール「親の方針が絶対」「親とのコミュニケーション」「育児を楽しむこと」を講師が提示。食品関係では「作り置きはせず、作ったものをすぐ与えてください」といった話があり、イオン飲料は「糖分が結構含まれているので、普段の飲み物として使うのはやめたほうがいい」との解説も。陶器ごと炊飯器に入れて、ご飯と同時に少量のおかゆを炊く方法なども紹介した。
 そのほか「キレる子供」「引きこもり」などの諸問題にも触れながら、子供の生活習慣に関しては「暗くなったら寝る。当たり前の規則正しい生活に気をつけてあげることがすごく大事」と説明。おむつ交換の指導後には、「ソフリエ講座を受けた方には、うんちをしたおしめを替えられるおじいちゃんになってほしい。うんちは健康のバロメーター。恐れずに対処してください」と明るく話した。
 この日は、すみだ子育て支援ネット「はぐ」主催の交流会も開かれていて、約30分間、母親たちに混じって交流会の1項目「ベビーサイン体験会」も見学。複数のサインを幼い子に教えると簡単な意思疎通ができるようになり、「育児のストレスが減る」「時には病気の早期発見になる」といった話に耳を傾けた。
 講座を終えて認定証を手にした8人の受講生。初孫が6月誕生予定の池田清彦さん(65)(同区東向島)は、長女の育児にはほとんど参加しなかったそうで、この講座を受けて「正しい抱き方とか、おしめの替え方とか役に立ちますね。何とかできそうな気がします」と充実した表情を見せていた。