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【正月号】江戸川病院のオジー君

【正月号】江戸川病院のオジー君

 

2017年の干支は丁酉(ひのととり)。酉年にちなんで江戸川病院(江戸川区東小岩)で飼育されているエミューの「オジー」くん(オス、2歳)を紹介します。

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オーストラリア生まれのオジー。トウモロコシを砕いたエサや小松菜、レタスなどを食べて江戸川病院で元気に生きている。

エミューは、オーストラリアに生息するダチョウ目の鳥類だ。オジーが江戸川病院に来たのは1年半前(2015年5月)で、現在は2階にある「慶友人工関節センター」待合室の中庭で飼われている。病院を訪れる患者さんと直接触れ合うことはできないが、好奇心旺盛に動き回る愛らしい姿は窓ガラス越しに眺める人を和ませ、いっとき病気を忘れさせてくれる。

同病院では、昨年がんで亡くなった加藤隆弘前院長の「入院患者の癒やしになるように」という発案で2005年7月からケヅメリクガメの飼育展示を始めたのを機に院内の各所でマーラ、イグアナなど約18種の魚や動物を飼っている。オジーを含む4頭のエミューもその一員だ。

動物たちの世話を担当する佐々木偲(しのぶ)飼育員によると、オーストラリアの農場から来たころのオジーは、群れで生活していた時の寂しさもあって飛び蹴りが頻繁に出るなど攻撃的なところが見られたが、環境に慣れるにつれて本来の人懐っこさが前面に出てきたという。飼育員や顔見知りの人と走り回る“鬼ごっこ”が大好きで、前院長と加藤正二郎院長が二人で追いかけられたこともあった。ただ、佐々木さんが疲れている様子の時は無理強いしないなど、相手の状態を理解する面もあり「人と関わろうとするエミューはなかなかいないので、その魅力をぜひ伝えていきたい」という。