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「NEWS! 水元公園」 管理職員4人が広報紙を編集・制作

 都立水元公園の魅力を伝える新たな広報紙「NEWS! 水元公園」がこのほど発行された。同公園を管理する東京都公園協会 水元公園サービスセンター(高橋真人センター長)の職員4人が、担当部署の垣根を越えて編集チームを結成し、編集・制作した。手作りの媒体ではあるが、公園内を日々歩き回り、隅々まで知り尽くした職員たちが写真撮影や執筆を手がけており、魅力的な話題が今後紙面をにぎわしてくれそうだ。
 葛飾区の北端にある水元公園は約93ヘクタールの面積を誇る23区内最大の公園で、広大な水郷景観が大きな特徴。また、希少な水生植物「オニバス」「アサザ」を始め、花菖蒲(しようぶ)やポプラ並木、メタセコイア、桜など四季折々に変化する植物類や、野鳥の宝庫としても知られる。こうした自然の移り変わりを通じて水元公園の魅力を紹介し、多くの人に来園してもらうのがこの広報紙のメーンの役割。第1号では、紅葉や飛来した渡り鳥の様子などを伝えた。
 一方、公園の管理職員ならではの視点も大切にし、時には同センターの仕事の内容を対外的に発信するのも目的の一端。例えば、花菖蒲が6月に見頃を迎えることはよく知られているが、その手入れは実は1年がかりだという。第1号では、職員たちが手がけた冬の風物詩「雪吊(つ)り」を作る工程を5枚の写真で紹介するなど、写真で見せる紙面作りにも比重を置いている。
 第1号は2000部発行し、1月中旬から葛飾区の区民施設を中心に配置した。体裁は両面カラーのA4判2ページだが、その評判によってはページ数や印刷部数、さらに年4回の発行計画も「増やす可能性があります」と高橋センター長。
 編集スタッフたちも「載せたいことがたくさんある」「種は尽きない」と口々に話しており、これからの紙面の充実も期待できそうだ。〝編集長〟の矢部美知子さんは「広い公園を16人で維持管理していますので、四季折々の水郷景観とともに、その活動をアピールしたい」と言う。今後は京成バスが運行する水元公園循環バスの車内掲示も検討するそうだ。