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「難問解決は楽しいこと」発明家の関場さんが鐘淵中で講演

 発明家の関場純さん(64)(墨田区両国)が12月1日、発明品を扱う「発明家ショップトキメキ」を墨田区吾妻橋にオープン。この2日前の11月29日には、同区堤通の鐘淵中学校(杉山佳男校長、生徒数157人)で講演し、発明家という職業のやり甲斐(がい)を熱く語った。
 講演は、2年生が多様な職業を学ぶ「キャリア教育講演会『○○になるには?』」。IT、建設、製造、小売、公務員などさまざまな職業の講師12人が各教室で計3回(各15分)講演し、生徒は移動しながら興味ある3講演を選ぶ趣向だが、発明家という関場さんの特異な職業に関心を持つ生徒も多かった様子。
 仕事内容の設問のなかで関場さんは、考える行為は人間特有のもので、常にものを考えている発明家は「人間的な仕事」と説明。特許や著作権の違いも簡単に述べて、「知的財産は永久に保管される。これがすごい」と強調した。資格や学歴は必要ないが、自身がどんな人間かを知る上でも自由な時間が持てる「大学には行ってほしい」と語りかけた。
 また、発明家は「考えることが好きなこと」が素地にあったほうが良く、このことは「どの職業でも必要だと思う」。一度習ったことはのちに応用できるので「学校の授業はとても大事」とも。そのほか「給料はピンキリ」「休みはない。常に考えている」と話した関場さん。苦しいことは資金集めやアイディアが出ないときだが「難問解決は楽しいこと。プレッシャーはあったほうがいい」と生徒の質問に答え、講演後は「若い世代には自分を大事に、人間らしい生き方をしてほしい」との言葉を贈った。
 そんな関場さんの店「発明家ショップトキメキ」は、自身が考案した「グーチョキパーゲーム」「1・2・3ならべ」などに加え委託品も並び、実際に遊べる個性的な店。48個のボックスは1箱あたり週3000円で貸し出す。関場さんの新作「東京スカイツリー with ボードゲーム」は、東京スカイツリーと同区内施設を解説した本に似た形の商品で、広げると約1メートルのスカイツリーのCG画像が現れ、さらに頭脳ボードゲーム「ペットならべゲーム」も楽しめて1575円。店舗奥には和室があり、12月23日から3日間はゲーム大会を開催。営業時間は午後1時〜7時(土日は午前10時から)。無休。同店は墨田区吾妻橋1の14の7TEL3846・3830。