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「錦糸町を元気にする会」が設立総会

 錦糸町駅周辺の商業・文化施設や商店街などがタッグを組んで地域振興をめざす。「錦糸町を元気にする会」が7月19日に設立総会を、野村証券錦糸町支店ホール(墨田区太平)で開いた。
 同会は、錦糸町地域の活性化を目的に、同地域の在住・在勤者で構成する異業種団体だ。
 月に一度の会合には錦糸町駅周辺で営業する大型店舗や宿泊・文化施設、企業の担当者や個人商店の経営者などが情報交換を行い、錦糸町周辺に人を集めるための企画案を練る。
 軌道に乗るまでには3年の月日を必要とし、当初は東武ホテルレバント東京、JR錦糸町駅やテルミナなどに所属する社員ら少数の有志が「何かできないか」と集まり、方向性を探る日々が続いた。
 JR錦糸町駅の南側と北側、大型店舗と個人商店、企業と地域住民など、背景・立場の異なる者同士の対立構図が複雑に絡み合った地域的特性から、異業種間の連携は難しいとされてきたが、東京スカイツリーの誘致決定が契機となった。2011年ごろから活動が具体化し始め、「錦糸町お散歩マップ」の発行やJR主催による墨田区内のウオーキングに対する企画協力、東京スカイツリー開業前のスタンプラリーの開催など、対外的に地域をアピールする方策を打ち出すようになった。
 19日の設立総会により、同会は24の法人・団体・個人で構成する組織として始動した。総会では、墨田区長や本所警察・本所消防署の来賓も出席する中で、新たな代表として前任の堀川順弘東武ホテルレバント東京総支配人に代わり、廣田硝子株式会社代表の廣田達夫さんが会長に選出された。地元で長年商売を営んできた廣田さんは「商店街が機能しなくなった現在は、こうしたつながりが代わりを果たすことになるのかもしれない。観光客の足が向くような地域の魅力を打ち出すことは今後の課題で、錦糸町で楽しんでからスカイツリーに向かう人の流れを作っていきたい」と語った。