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「絹の小ばたき」作りに挑戦 大島南央小「げんきっず」で児童21人

 江東区立大島南央小学校(江東区大島、福田洋一校長)の「放課後子ども教室」(愛称・げんきっず)で今月9日、1~4年生の児童21人が、「絹の小ばたきづくり」に挑戦した。
 子供たちに日本の伝統文化や、ものづくりの面白さを学んでもらおうと行われ、講師として「中村稠之(しげのぶ)和裁技能者一門会」から、副会長の小田美代子さんら3人が来訪した。
 児童には、着物の裏地などに使用する絹の布地(幅、長さとも35センチ)と、竹の棒(長さ15センチ)が配られ、針に糸を通すことから指導。はたき部分は、裂いた際にバラバラにならないように布の中央を糸で縫い、両端に1センチ幅間隔で切り込みを入れ、手で裂いていく。
 初めて針を持つ児童もいて、「針に糸が通らない」「まっすぐ縫えない」と初めから悪戦苦闘の様子だったが、布を裂く作業では、みんな楽しそうに勢いよく裂いていた。
 はたき部分を竹の棒に取り付ける作業では、講師の手を借りて力いっぱい結び、3時間以上に及んだ手作業で全員が見事に「小ばたき」を完成させた。自分で作ったはたきを手にした児童は「自分の机を掃除する」と張り切っていた。
 講師の小田さんは、「慣れない針仕事でしたが、みんな諦めずに頑張りましたね。世界で1本だけの手作りはたきです。おうちで掃除する時に使ってくださいね」と、児童に語りかけた。