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「破れタイツ」監督が登場

 女性2人がユニットを組み、監督名が「破れタイツ」という異色監督のトークショーと作品上映会が、4月11日に台東区立浅草文化観光センター(同区雷門)で開催された。異色監督のトークと作品への関心は高く、客席は約80人の観客で満員の盛況だった。
 「破れタイツ」は吐山(はやま)由美さん(24)と西本マキさん(24)が京都造形芸術大映画学科の4年生だった2011年に結成して同年の「したまちコメディ映画祭in台東」に「じぞう」を出品。いきなりグランプリ、観客賞、U25特別賞の3冠に輝き、翌12年にも「やぶカン」でU25特別賞を受賞。今回のトークショーと上映会は、同監督の4作品「じぞう」「やぶカン」「破れタイツ」「てんぐ」を収録したDVDの発売を記念して、したコメサポーターズクラブ(同映画祭サポーターズクラブ)が主催した。
 奥浜レイラさんの司会で登場した「破れタイツ」は、京都出身の吐山さんと大阪出身の西本さんが漫才コンビさながらにトークを繰り広げ、何事にも積極的に発言する西本さんを、心配性(?)の吐山さんがはらはらして見守ったりと、観客を笑いの渦に引きずりこんでいった。同映画祭のいとうせいこう総合プロデューサーからの励ましのビデオレターもあり、会場が盛り上がるなか、「破れタイツ」と「じぞう」が上映された。「東京の人たちがどういう反応をしてくれるか不安だったけど、温かかったので安心した」と吐山さん。
 二人は監督だけではなく、脚本、出演、編集などもこなしているだけに、「映像を第一の武器にして、エンターテーメントユニットとして役者や声優などいろんな分野に活動の場を広げたい」と西本さん。この積極的な発言には吐山さんも力強く同意していた。
 今年のしたまちコメディ映画祭は9月12日~16日に開催されるが、「破れタイツ」が出品するかどうかは「今のところ未定」だそうだ。