top

「小松菜うどん」売ってます

風味豊かな「小松菜うどん」は、温めて食べてもよく、ざるうどんとして味わうこともできる

風味豊かな「小松菜うどん」は、温めて食べてもよく、ざるうどんとして味わうこともできる

素材は江戸川区産

自家製パウダー使用

「小松菜うどん」売ってます

までいマーケット(江戸川・西小松川町)

 

  江戸川区西小松川町の「までいマーケット」が今月5日、独自に開発した製法による小松菜パウダーを使った商品の第一弾「小松菜うどん」の販売を始めた。

  小松菜の仕入れ先は、同区松本の真利子農園。同農園の真利子伊知郎さんは、農林水産大臣賞の受賞歴もある〝小松菜名人〟で、同店で昨年夏から火・木曜限定で販売している同園の小松菜は、「新鮮でシャキシャキ。がっしりと厚みもある」と同店を経営している島村商店(同区松江)の嶋村文男社長が推奨する人気商品でもある。

  パウダーの製法は、同店の責任者を務める引間太一さんが試行錯誤の末に完成させた。こだわったのは味と色で、乾燥機は島村商店がかつて海苔(のり)の乾燥で使っていたもの。50~60度と低めの温度で、7時間の乾燥を4回程度繰り返して完成する緑一色のパウダーは保存性に優れ、同区内産のおいしい小松菜の味と香りを保っている。他の食品への利用も今後検討するという。

 できあがったパウダーは、同区と友好都市提携している山形県鶴岡市の「すがわら製麺」に発送。コシが強く弾力がある伝統の稲庭うどんに練りこんで製麺して返送してもらう。同店では以前から障害を持つ人の雇用や就労支援にも取り組んでおり、障害者たちもラベル貼りなどの作業に参加して商品が完成する。

 味について嶋村さんは「のどごしが良く、小松菜の味もしっかりしている」。また、緑がかった麺は「色がきれいで、いいものができたと思います」と引間さんも満足そう。小松菜を使った商品は多いが、区内産にこだわったのは「まずは地域の方々に江戸川区産の小松菜を身近に感じてほしい」からで、また「小松菜うどん」をきっかけに、障害者施設の生産品や地方物産など個性的な品ぞろえをしている同店を「広く知ってもらえれば」と嶋村さんは話している。

  

うどんとパウダーを手にする引間さん(までいマーケットで)

うどんとパウダーを手にする引間さん(までいマーケットで)

     「小松菜うどん」は、同店の従業員たちが栽培しているシイタケを用いた「椎茸うどん」に次ぐオリジナル商品。いずれも180㌘(2人前)で200円。問い合わせは、までいマーケット(江戸川区西小松川町22の4)℡5879・3891。