「七大陸食堂」は料理を通じて異国文化に触れるイベント
第1回はチュニジアの「クスクス」です
異国の料理を味わいながら、その国の生活や文化について理解を深めるイベント「川の間 七大陸食堂」の第1回チュニジア編が7月19日に開かれ、25人が参加した。
このイベントは、葛飾区文化連携発信プロジェクト「川の間」が主催。葛飾区堀切のカフェ「アイレアメノ」を会場に、今後も続けていく計画で、8月はコロンビア、9月以降はシリアやヨルダン、パリ、ブータンの会を予定している。
初回のナビゲーターは、このイベントのコーディネーターで、チュニジア南部の島のろう学校で美術を教えていた経歴を持つ阿久津千尋さん。「砂漠の国のベルベル料理」と題し、北アフリカの先住民族ベルベル人由来の「鶏のクスクス」や「オモック・フーリア」(ニンジンのサラダ)、「カバル・アルーズ」(アーモンドの粉末を丸めて色着けした菓子)などを楽しんだ。
また、阿久津さんによるトークタイムでは、自身が体験したチュニジアでの暮らしや文化について、現地の写真も交えながら紹介。イスラム教とチュニジアの文化のつながりなどの話に参加者たちは興味深げに耳を傾けた