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「七ヶ町ちびっこ相撲大会」が40回

 本物の土俵で豆力士が真剣勝負! 「両国小学校地域七ヶ町子供会連合」が主催する「第40回 七ヶ町ちびっこ相撲大会」が6月1日、国技館(墨田区横網)内の相撲教習所で開かれた。
 「七ヶ町ちびっこ相撲大会」は、墨田区両国1~4丁目と同区千歳1~3丁目の各町会の子供会から小学生男子が出場して対戦する地域の相撲大会だ。1973年から40年以上続き、初開催時は千歳三丁目子供会が近隣の子供会を招待し、町内にあった高島部屋の土俵を借りて行った。会場はその後、同部屋の閉鎖で三保ヶ関部屋へと移り、第37回以降は相撲教習所に変わった。
 社団法人東京青年会議所が77年に始めた「わんぱく相撲」よりも長い歴史を持つ同大会は、スタッフとして運営を手伝う父親たちの中に、かつて豆力士として出場した経験を持つ人も多い。七ヶ町子供会連合の会長を務める野澤寛宣さん(49)も第1回大会に出場した一人だ。当時4年生だった野澤さんにとって「取組が終わってから、相撲部屋の大きな風呂に入らせてもらった」ことが印象に残っているという。
 墨田区立両国小学校の「PTAだより」67号(73年)には「アドリブでしこ名を呼ぶ『呼び出し』、軍配がわりにうちわをかざす『迷行司』、指導員も汗ダクの大奮斗であった」(2014年5月30日発行「両小PTAだより」200号記念特集より)と、大会を盛り上げる大人たちの様子も記録されている。(土俵に上がることが許される)男手が不可欠なだけに、昔も今も父親が大活躍するイベントだ。野澤さんは「自分たちがかかわるのは数年だが、前の人が作った思いを継承し、40年途切れさせない伝統が大切。何より子供たちが楽しんでいるので、みんな頑張っている」と語る。

坂本君が6連覇

 1日に行われた大会では、116人が、水着の上に子供用のまわしを付けて学年ごとに力を競った。取組では、体格差をものともせず小柄な子が大きな子を負かす健闘ぶりや、相手の体が宙に舞う大技を決める場面も見られ、白熱した戦いが繰り広げられるたびに会場はどよめきや喝采に包まれた。この日の優勝者の一人である両国三丁目子供会の坂本博一君は、6年連続出場で6連覇を達成した。