top

「よい朝ごはん」ってどんなメニュー?

「よい朝ごはん」ってどんなメニュー?

主食・主菜・副菜のバランスをとろう

 

江戸川区立小岩第二中学校(江戸川区東小岩、橋本孝校長、生徒518人)で、近隣校の栄養士らが連携して1年生に健康的な朝食を摂ることの大切さを伝える授業を今月4日に行った。

授業は、江戸川区内の小中学校が年1回行う「生活リズム向上公開講座」の機会を利用したもので、小岩地区の5つの学校(南小岩二小、上小岩二小、篠崎五小、小岩二中、小岩三中)で勤務する栄養士が各クラスの担任と一緒に教壇に立った。

小岩二中を含む周辺の小中学校4校の栄養士は「よつばの会」を結成し、年に3回共通の給食メニューを出すなど連携した活動をしている。今回の取り組みの中心にもなり、夏休み中から準備を始める共同授業は「自分たちの声で伝えられる貴重な機会。子供たちの意見が聞こえることもあり、その後の仕事に生かせる」と、小岩二中の鈴木悠栄養士は語る。

4日は、5クラスの各教室に栄養士が一人ずつ入り、共通の内容で授業を展開した。1年生を対象にした事前アンケートでは9割以上の生徒が調査当日朝食を摂っていたが、パンやごはんなどの主食と飲み物だけの組み合わせが多かったという。課題となった栄養バランスの大切さを教えるために、体内でのエネルギー燃焼を飯ごう炊さんの火おこしにたとえて「新聞のように、すぐに燃えてエネルギーになるが燃え尽きるのも早いのが主食、主菜はじわじわゆっくり燃焼する薪、副菜は全体の調子を整える風のようなもの。全てがそろうことが大切」と、子供たちに伝えた。

和食の基本形とされる「一汁三菜」の形式で、オリジナルメニューを考案する取り組みは生徒たちにも好評だった。班ごとに考えたメニューは人気投票で「ベスト献立賞」を選ぶ。全てのおかずに肉を使ったボリューム満点の朝食が選ばれたクラスもあり、栄養士が「朝から食べきれるかしら」と、思わずつぶやく場面もあった。 授業を受けた矢代隼也君は、「普段は時間重視なのでこれから主食、主菜、副菜のある朝食を摂れるようにしたい」と話していた。

考案した朝食のオリジナルメニューを発表する(小岩二中=江戸川区東小岩=9月4日)

考案した朝食のオリジナルメニューを発表する(小岩二中=江戸川区東小岩=9月4日)