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「まち処」で「スカイペーパー」実地販売! 考案した鐘ヶ淵中美術部OBらが1日店長

 東京スカイツリーの薀蓄(うんちく)をクイズ形式でプリントしたトイレットペーパー「スカイペーパー」。中学生の公募による墨田区の土産品として商品化し、東京ソラマチ5階の「すみだ まち処(どころ)」で販売されている。8月10日にこの商品の〝産みの親〟の墨田区立鐘ヶ淵中学校の美術部の生徒と卒業生が「まち処」を訪れ、「1日店長」として「スカイペーパー」を販売した。
 「スカイペーパー」は、2010年に実施した「中学生おみやげアイデアコンテスト」で最優秀賞を獲得した鐘ヶ淵中学校の企画案をもとに商品化した。この時に学校代表として提出されたアイデアを考案したのは、現在高校2年生の工藤恵美香さん(17)だ。当時美術部長だった工藤さんは、部員から〝天才肌〟といわれる独特の雰囲気の持ち主。「必ず使うものをお土産にもらったらうれしいだろう、という漠然とした考えからトイレットペーパーの案が浮かんだ。本当に商品になるとは、申し訳ないような気持ち」と発案の経緯を語った。
 商品化されたことは、高校1年生になるまで知らず、ある日、中学生の弟が「これ、お姉ちゃんに、ってもらってきた」と、現物を渡されて驚いたという。墨田区観光協会の小川幸男局長によると、「スカイペーパー」は「まち処」の売れ筋ナンバーワンの商品で、5月22日のツリー開業直後は1日300個ペースで売れたという。
 1日店長に参加したのは、卒業生の工藤さん、亀山雛さん、渡邊勇真君、小堀大輔君と、在校生の斉藤岬さん、菅原雅也君、坪田大毅君、白田七海さん、大和田海彦君の9人。観光協会の阿部貴明理事長から辞令を渡され、「完売をめざします」と意気込みを表明した後、店頭に立った。この日午後6時までに420個の「スカイペーパー」が売れた。