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「まちカフェひろば もも」を開設

 江戸川区内で訪問介護や家事援助など、生活支援活動をしているNPO法人「江戸川たすけあいワーカーズ もも」(江戸川区船堀、会員47人)が、同区船堀6丁目のマンションの1階に乳幼児向けのプレイルーム(親子ひろば)と自家製パンや焼き菓子を出すカフェを併設し、「まちカフェひろば もも」として3月13日から始動した。
 「江戸川たすけあいワーカーズ もも」は、「生活クラブ生活共同組合・東京」の相互扶助運動から発展したNPO法人「アビリティクラブたすけあい(ACT)」の事業を、支援側として地域ごとに展開する都内33か所の組織の一つ。現在の介護保険制度ができる前の1996年から、会員を対象にした家事補助や介護、子育て支援など自立援助サービスを始め、現在は介護保険事業所・障害者福祉サービス指定事業所としても機能している。
 「構想は2007年の前事務所移転時から始まりました」。「もも」代表を務める本西光枝理事長によれば、訪問事業を続ける中で、制度によるサービスでは解決できない孤独感の解消、つながりや心の触れあいといったものを得られる「ふらっと立ち寄れる場」の必要性を感じることが多くなり、同じ思いを共有する仲間と約7年かけて実現にこぎつけたという。
 現在の物件は、11年にプロジェクトチームを立ち上げて具体的な計画を進めるなかで、タイミングを合わせるように「東京都子育て世帯向け優良賃貸住宅供給助成事業」(第2回)で建設するマンション1階部分の利用(保育所や子育て支援施設の併設が助成の条件になるため)を、事業協力者のスターツCAM株式会社から提案されたことで決まった。
 13日から利用を開始した「まちカフェひろば もも」は、おもちゃや絵本などがそろい、見守り要員のスタッフが常駐する「親子ひろば」と、カフェ部分で構成する。ここで焼くパンは国産小麦と天然酵母を使用し、ケーキなども手作りだ。ランチの時間帯は満席になるという。4月からは「親子ひろば」の利用登録者を対象に、この場所で一時保育のサービスも開始する(30分につき500円+税、年会費および事前面接あり)。「様々な世代の人が集いかかわり合うことで、助けたり、助けられたりしながら心の豊かさにつながる場所にしたい」と本西さんは語っている。
 【まちカフェひろば もも】江戸川区船堀6の11の25 BRICK&WOOD1階TEL3686・6730。「親子ひろば」利用は、平日午前10時~午後4時、登録料1000円、利用は保護者と子供1人につき1回100円(初回は利用料のみで入場可能)。カフェは平日午前10時~午後3時30分、土曜午前10時~午後2時。日曜祝日休。