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「すみだ わたしの便利帳」が「タウンページ」と合体

 墨田区が、各種行政手続きや施設の案内をはじめ、区の仕事や施策の紹介などをまとめた冊子「すみだ わたしの便利帳」をNTTの「タウンページ」(職業別電話帳)と合体させて発行し、2月1日から区民への配布を始めた。
 「すみだ わたしの便利帳」の前回(3年前)の発行で墨田区は、広告収入によるコストの削減を図ったが、3年に一度という発行間隔の長さが、情報の鮮度を保つという観点から課題として残っていた。この発行の頻度とコストの抑制を両立させるアイデアがタウンページとの合体。これにより、冊子を毎年発行できるうえ、作成や戸別配布にかかる経費はNTTタウンページ株式会社が負担するため、コストの削減も実現できるからだ。
 新しい「便利帳」は約19万5000部発行し、墨田区内の全世帯、事業所に配布するほか、転入者は区役所の窓口で受け取れる。また、その内容は3月からタウンページのホームページでも閲覧できるようになるという。
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 「便利帳」と「電話帳」の合体は墨田区役所にとってはいいことずくめだが、区民にとっては、冊子が重くなって若干不便になる(A4判で600ページのうち「便利帳」部分は112ページ)。また、家庭によっては、合体したことに気づかない家族が「便利帳」を探しているのに「電話帳」しか見つからない、と言い出すかもしれない。ただ、こうしたことも過渡的な現象で、コスト削減と聞けば区民はこぞって支持するに違いない。